不定愁訴とは

原因がわからない!? 不定愁訴とは

  • そんなに動いていないのに、いつも倦怠感がひどい
  • 肩こり・腰痛で整形外科に行くも一向に治らない
  • 寝つきが悪く、いつも不眠
  • 何もしていないのにずっと頭が痛い
  • 微熱、手足の冷え、めまいなどちょっとした不調が定期的に続く
  • 更年期でもないのに動悸・息切れが続く
皆さんも、一度はこのような経験があるのではないでしょうか?
人間なのでふとしたことで体に不調が出るのは当たり前の話ですが、我慢できないこともない、病院に行くほどでもないとそのままにしてしまったり、病院や整形外科に行っても風邪薬や痛み止めを渡されて、しばらくしたらまた再発してしまったり・・・

このような原因不明の体調不良を「不定愁訴」と言います。
不定愁訴は決して珍しい事ではなく、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、倦怠感、動悸など様々な不調の自覚症状があるにも関わらず特定の原因を突き止めることができないため、根本的な解決に至らず治らなかったり、再発してしまったりする患者は多く、成人では2~3割の人が不定愁訴を経験したことがあるという報告があります。
普段は耳にしない「愁訴」とは「嘆き訴えること」という意味で、「不定愁訴」とは特定の理由はわからないが様々な自覚症状があるということです。

原因がわからないことの怖さ

「不定愁訴」は自覚症状ははっきりあるのに原因不明なので色んなデメリットが生じます。

不定愁訴による

病院や整形外科に行っても適切な対処法が施されない

例えば、肩こりがひどい場合には大体整形外科や整体院に通いますが、不定愁訴は原因不明なので薬による一時的な効果しかなかったり、診療を受ける機関によって様々な病名がつき処方されるも結果的に治らなかったりすることが多いです。
患者は藁にもすがる思いで色んな機関の診療を受け、その都度治療費と時間が削られていき、治らないという結果に都度悩まされてしまいます。

怠けていると勘違いされる

不定愁訴は原因不明であることから適切な病名がわからないまま治療も難しいため周りから怠けていると勘違いされる人も多いようです。
うつ病と似た、やる気が起きなくなる、いつも倦怠感を感じるなどの症状が常に出てしまうと、ストレスの多い日本社会ではやはり生きづらさを感じます。人は自分の痛みには敏感ですが、他人の痛みには鈍感な生き物です。授業中や仕事中、いつも体調不良で抜け出す人を見ていると仮病を使っている、つらいことから逃げていると見られがちです。このような周囲の理解不足がストレスになり、うつ病や自律神経失調症など新たな体調不良を招く可能性もあるので、本人のつらさを理解してあげる必要があります。

不定愁訴のケース

症例1

症例1

小さいころから穏やかで優しい性格のAさん。しかし、少し繊細なところがあり気圧の変化や環境の変化に昔から敏感でした。Aさんはとても真面目で勉強熱心だったため受験時に猛勉強して見事都内の国立大学に入学。しかし、受験勉強に精を出しすぎたせいか大学に入った途端に眠気、倦怠感、頭痛、集中力の低下などの症状が現れるようになったそうです。周りが順調に華々しい生活を続けている中、Aさんだけは授業中にうたた寝が止まらない、集中できない、慢性的にだるさや倦怠感を感じるようになり、一日の半分はベッドの上で過ごすような生活を送っていました。やらなければいけないことを目の前にすると気分が悪くなり、学校の課題や試験なども受けられなくなり、結果留年してしまいました。
症例2

症例2

体育会系出身で、バリバリ働くサラリーマン兼1児のパパであるSさん。仕事はかなりハードで残業も多い会社でしたが、元々大学時代にハードなアメフト部に所属していたこともあり、忍耐力と体力には自信がありました。子供も生まれ、マイホームも買い、これからさらに頑張り時であるSさんでしたが、あるときから頭痛に悩まされてしまいます。症状には波があり、軽い時はしばらくすればおさまりましたが。ひどい時は吐き気を伴い、原因もわからず吐いてしまうことも。特にこれといったきっかけもなく、原因がわからないため病院に行きましたが、医者からは偏頭痛とみなされ痛み止めをもらうだけでした。しかし、痛み止めは一時的効果にすぎず、根本的な解決にはならなかったためSさんはありとあらゆる医療機関に出向きました。しかし、どこへ行っても一時的な効果しか期待できず、治ることがなかったため仕方なく頭痛とともに生活をしていましたが、頭痛のせいで仕事に集中ができずやめるという選択肢を取らざるを得ませんでした。職を失って不安定なSさんに家族は見切りをつけ、離婚をして子供とも会えなくなってしまいました。

原因は噛み合わせかも?

不定愁訴は軽い症状のものも多いので病院に行くほどでもない、とついつい見逃してしまいがちですが、放っておくと上記の症例のように取り返しのつかないことになってしまいます。

不定愁訴には、実は「噛み合わせ」が絡んでいる可能性が高いのです。
上の歯と下の歯のバランスが悪いと、ものを食べるときにズレが生じてそのズレは首、肩、脊椎、足腰と色んな箇所に悪影響が出ます。その悪影響をそのままにしておくと慢性的な肩こりや頭痛、体の冷え、めまい、微熱などの症状に繋がっていきます。

脇谷歯科医院ではOリングテストという手の指の力による打診法でどこのかみ合わせが悪いのかを突き止め、かみ合わせを調整することによってそれらの不定愁訴を取り除きます。
院長の脇谷は噛み合わせ治療を行ってから早〇年のベテランで、今まで不定愁訴に悩まされる多くの患者の症状改善に努めてきました。
どこへ行っても治らないという悩みを抱える方は、当院への来院を勧めます。

一回騙されたと思って来てみてください。人生変わります。