ホメオパシー治療

ホメオパシー治療とは

ホメオパシー治療とは、200年前にドイツの医師サミュエル・ハーネマンが生み出した医療と言われています。その治療方法は、「人間が本来持っている自然治癒力によって症状を改善させる」という方法です。要はワクチンのような作用で、症状の原因となる物質や菌を体の中に少量だけ取り入れることで、それに対する免疫をつけ、病気を回復させるというやり方です。抗がん剤や痛み止めなど体に害を加えている原因を薬の作用で取り除くという治療ではなく、体の中で自然と生成される免疫によって耐性をつけるので、安全で体に優しく、副作用が出る心配もなく、再発のリスクも低いです。
現在、世界80か国以上で導入されており、ヨーロッパでは約30%の人が薬などと同じように主流の治療法として扱っています。イギリス、フランスでは保険治療として認定されています。
ホメオパシー治療の際に薬として使われるものをレメディと言います。
サミュエル・ハーネマン
サミュエル・ハーネマン
Christian Friedrich Samuel Hahnemann
1755年4月10日 - 1843年7月2日

ホメオパシー治療の例

花粉症

花粉症

日本人の4人に1人悩まされている花粉症ですが、そのうちの3人のうち1人にはホメオパシー治療の効果があると言われています。レメディは少量のスギ花粉から作られた物質です。耳鼻科に行っても治らなかった方は是非お試しください。
風邪

風邪

玉ねぎを切っている時に鼻水や涙が出ることがありますが、これは玉ねぎの成分であるアリウム・ケパが作用しているからなのです。風邪の症状である鼻水も類似しているので、この成分でホメオパシー治療を行うと治ったという例もあります。
アレルギー

アレルギー

Apis(エイピス)というレメディが蕁麻疹や目のかゆみ、発疹、腫れなどのアレルギー症状に効いた例も多数あります。Rhus-t(ラストックス)というレメディもコリや捻挫、水疱瘡、はしかなどに効くと言われています。

ホメオパシー治療のメリット

ホメオパシー治療は抗生剤や抑制剤などの対処療法ではなく、その人がもっている自己治癒力を引き出す治療法であり、レメディは植物や鉱物などの自然のもので作られている為、体への害も少なく、安全性に長けています。

ホメオパシー治療では症状の根本的原因を突き止め、問題解決に繋げていくため、患者様への問診では様々なことを聞いていきます。トラウマ、過去の出来事、睡眠、食、住んでいる環境、人間関係など、患者様の精神から来る症状も当然あるため、それらを和らげるため、また、原因に適したレメディを処方するためにいくつかご質問をします。
ホメオパシー治療では精神面と身体面から、患者様の全体を把握し、症状改善に努めます。レメディを飲むと体内でたまっていた物質があふれ出すため、鼻水や痰、汗などの分泌物が出たり、今まで溜めていた感情が湧きだし、泣き出したりイライラする人も出てきます。そのような症状が出ると、レメディが効いているという証拠なのです。
ホメオパシー治療によって長年うつ病に悩まされていた人も3か月ほどで症状が改善されたり、関節痛やコリでどこへ行っても治らなかった人が2週間ほどで治ったりという例もあります。
効果が出る出ないは個人差がありますが、どこの医療機関に行っても治らなかった人は是非当院へお越しください。
当院の院長脇谷清隆はホメオパシー認定医です。ホメオパシー認定医とは、権威あるイギリスの医師たちの団体、ファカルティ・オブ・ホメオパシー( Faculty of Homeopathy )の認定を受けた、ホメオパシー医学会『医師、歯科医師、薬剤師、獣医師』の団体の認定医です。ホメオパシー治療とかみ合わせ治療であなたの不定愁訴の改善に努めます。